少年野球は学校だけでは体験できない経験や、成長できる機会があり、とても素晴らしいスポーツの一つと言えます。ですが、試合の出場機会が無くずっとベンチで過ごす選手も少なからずいます。この記事では試合に参加できない子供たちのつらい悩みと、その原因となる背景にフォーカスして親ができるサポートなどを紹介します。少年野球でレギュラーが取れず、ずっとベンチで悩んでいる子供達への理解とサポートが、子供達の楽しみを一番にした野球経験を築いてくれることでしょう。
少年野球で試合に参加できない子どもたちの悩み
少年野球でずっとベンチを温め、試合に出れない子供達は、いったいどんな悩みがあるのでしょうか?
レギュラーメンバー選手との実力差を感じ、自信のない子になる。
試合に出れないことで、そもそも野球が嫌いになってしまう。
監督に対しての不満や疑念から大人への不信感を抱くようになる。
チーム内で自分の居場所が無いと不安を感じる。
試合に出場機会が限られてしまう理由
なぜ試合に出場機会があまりない子供達がいるのだろうか?以下について一緒に考察してみましょう。
実力差
レギュラーメンバーとの実力差が大きければ確実に試合の出場機会が限られるでしょう。
もし、そうなのであればやはり練習につきるでしょう。
がむしゃらに練習するのでなく、レギュラーメンバーよりも効率的な練習方法を考えることが必要でしょう。努力無しで上手くなれることは無いので家庭での練習方法を確立させ実力向上を図りましょう。
チーム編成の都合
チーム編成によって出場機会が少なくなる選手もいます。同じポジションの選手がいた場合にやはり先ず選ばれるのは上手な選手からでしょう。あまりにもレベルの高い選手がいるポジションの場合は別のポジションの練習をすることによって出場機会が増えることが予想されます。
特に少年野球の場合は一人の選手がいろんなポジションにつかなければならない場面がかなりありますので、最低でも一人で3つのポジションができる様に目指しましょう。
連携プレイができない
上記の実力差の問題に似た問題にはなりますが、あくまでも個人のスキルが高くても、チームでの連携プレイができない子供はレギュラー落ちします。中継プレイのミス1つでも相手チームに得点をあげてしまう事さえあります。ショートバウンドを捕るのが上手いとか、フライを捕るのが上手いとかそれだけレギュラーを取れる訳ではありません。一度お子さんのプレイがしっかりチームの中で機能しているのか確認してみてください。
指導者のえこひいき
指導者の考え一つで試合での出場機会が奪われることも多々あります。
僕の息子が以前にいたチームでは、ある特定の子の表情が気に食わないといった理由で出場機会が奪われている選手がいました。かなり野球センスのある子供だったので非常に残念です。
指導者のえこひいきについて悩まれている方は是非こちらも合わせてお読みください。
試合に出場機会の少ない子どもたちへの解決策
試合に出れず、ずっとベンチでいる子供達にどんな解決策があるのか?
練習し技術向上を図る
一番レギュラーから落とされる原因として多いのが技術不足かと思います。無理の無い範囲でしっかり練習する様に心掛けてください。
また、子供だけに任せっきりになるのではなく、親もしっかりサポートするようにしましょう。
具体的にはノックを打つ、キャッチボールをする、動画撮影をしてあげるなどです。
親のサポートがある家庭では子供の上達スピードがかなり早くなります。
チームへの貢献
試合に出られないからといってチームの力になれないのか?
そんな事はありません!!
もう一度言います。
そんな事はありません!!
声出しなどでチームの雰囲気づくりや、球拾いなど他の方法でもチームへの貢献は出来ます!
そういった姿勢を監督やコーチは見ていますので、指導部からの評価対象となりますので上手くアピールしてください。
指導者とのコミュニケーションを大事にする
やはりコミュニケーションをたくさん取っている選手の方が印象に残ります。
また、聞けるのであれば自分自身に何が足りないから試合に出れないのか直接聞いてみましょう!
その課題をクリアすればいいだけの事ですからね♬
万が一課題をクリアしても試合に出させてくれないような指導者であれば他のチームに移籍することも考えてみてください。多分その指導者ダメです・・・。
親のサポート役割
親できるサポートについて考えてみましょう。
子供の悩みに耳を傾ける
子供達の悩みにしっかりと耳を傾け理解し、一緒に解決できる方法を見つけサポートしてあげましょう!ここを乗り切れるか乗り切れないかで、今後の人生でも頑張れる子か、頑張れない子かの分かれ道になるかもしれません。
子供を精一杯応援する
試合に出れなく落ち込んでいる時に、如何に親や周りの大人がサポートし、本人のモチベーションを維持させるのかに努めてください。
間違っても落ち込んでいる相手に怒ったりしないでくださいね。
落ち込んでいるってことは本人が一番悔しいのです。傷口に塩を塗るような馬鹿な真似はしないであげてくださいね。
保護者のチームへの貢献
子供たちのためにも、保護者は出来る限りチームに貢献できる事を探してみてください。
指導者も人の子です。やはり仲のいい保護者の子供を甘く評価する指導者もいます。
子供の実力だけでなく、保護者のチームへの貢献度で子供の出場機会も増える見込みがあります。
まとめ: 子どもたちの楽しみを最優先に
少年野球で試合の出場機会が少ない選手は何らかの悩みなどを抱えていたりします。
本来、少年野球とは楽しみが土台と言っても過言でないでしょう。
楽しみ無くして野球の上達は無いでしょう。子供達が如何に楽しみ、自信をもってプレイできるか。
僕たち保護者は子供たちのサポートをすることが大事だと言えます。
コメント