少年野球は子供達が楽しむべきだと筆者は考えます。ですが、すべてのチームに当てはまる事ではないですが、監督やコーチがえこひいきしているチームが中には存在するので、えこひいきによって子供たちのモチベーションの低下、チーム全体の雰囲気を悪くしてしまう可能性があることが問題となります。
この記事では少年野球でのえこひいきの問題点と解決策を、保護者の観点から提案します。
この記事を読んでほしい人
少年野球で、えこひいきがなぜ起きるのか?またえこひいきよって起こる問題点。その解決策。
現在、少年野球のえこひいきでお悩み中の方に有益な情報となっていますので、ご興味のある方は、どうぞ最後までお読みください。
ご興味のない方は、そっとこのページをお閉じください。
少年野球でのえこひいきとは
えこひいきとは、本来平等に扱われないべきものが、平等に扱われず優越をつける事を言います。
少年野球では監督やコーチの指導部が実力や能力、実績に関わらず特定の選手を優遇することを言います。
少年野球でのえこひいきの具体例として以下のようなケースがあります。
- レギュラーメンバーの固定
- 実力に関わらず試合で特定の選手に出場機会を与える
- 指導内容やアドバイスの量を差別する
- チームの運営や活動内容を優遇する
少年野球でのえこひいきの問題点
えこひいきは、以下のような問題点を引き起こします。
- 選手、親共々不公平感を抱く
- 子どもたちのモチベーションを下げる
- チーム全体の雰囲気を悪化させる
- 野球離れにつながる
不公平感を招くと、えこひいきを受けた選手だけではなく、受けなかった選手も不満や疑念を抱くようになります。結果、子供たちのモチベーション低下し、試合や練習に集中できなくケガのリスクや上達の可能性を著しく損なう恐れがあります。
また、チーム全体の雰囲気を悪くして、子供達が純粋に野球を楽しむことができなくなります。
さらに、えこひいきを受けた選手は野球を辞めてしまうばかりか、大人への不信感を抱く可能性があります。
えこひいきの解決策
少年野球でのえこひいきを解決するために取り組むべき課題として以下の点が重要です。
-
- 監督やコーチの意識改革
- チームのルールや評価基準の明確化
- 保護者の理解と協力
先ず、大前提として監督やコーチはえこひいきをしないことを意識する必要があります。また、チームでの評価基準を明確化する必要があるでしょう。
例えば、チーム打率を計算し、チーム打率より高い選手から起用するなど、数値で表せるもので評価されるべきでしょう。間違っても顔の表情が気に食わないと言った意味のわからない評価はされるべきではありません。なので、評価基準をチーム全体と保護者へ理解してもらい、評価基準の透明化を図るべきだと言えます。
また、指導部だけでは大変な作業になってしまうので、積極的に保護者の方が指導部のアシストをすることでチーム運営が円滑になり、えこひいきの起きにくい環境が作れることでしょう。
少し厳しい言い方になりますが、指導部だけに責任を押し付けるでなく、保護者の方にも責任を持ってチーム運営に携わって欲しいと考えます。
まとめ
少年野球でのえこひいきは選手たちのモチベーションを下げ、チーム全体の雰囲気を悪くし、士気の低下に繋がる恐れがあります。
えこひいきを解決するためには、監督、コーチなど指導部の意識改革、チームのルールや評価基準を明確化、且つ透明化を図り、評価基準に対して保護者の理解と協力が必要となります。
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