子供が少年野球を始めたけど中々上達しない。
自分の子供はセンスがないのか?
そもそも運動に向いてないのかな?
もう辞めさそうかな?
そうお考えのお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか?
ちょっと待ってください!!
子供には上達するタイミングがあるんです!!
本記事では、少年野球で上達する時期について、以下の内容をわかりやすく説明しますので、是非最後まで読んでお子さんの上達のヒントを覚えて頂ければと思います。
本記事の内容を参考にして、楽しく野球を続けて上達しましょう!!
少年野球で上達する時期は?
少年野球で上達する時期は、個人差はありますが一般的に小学4年生から6年生ぐらいと言われています。
この時期は、体力や運動能力が急激に向上する「ゴールデンエイジ」と言われる期間にあたります。
ゴールデンエイジは、子供たちの肉体的・知的・精神的な発達がすごく進む時期のことを言います。
特に、運動神経系が急激に発達するので、いろんな動きを身につけるのに最も適している時期と言われています。
少年野球では、このゴールデンエイジに野球を正しく指導をしてあげる事で、正しいフォームが技術を身につきやすく、上達のスピードが早くなります。
もちろん、個人差はありますが小学4年生から6年生の間に、野球の基礎を身につけておけば、中学、高校と野球を続けていく上でも上達の可能性は大きく広がります。
ゴールデンエイジとは?
では、ゴールデンエイジとはなんなのか?詳しく説明します。
ゴールデンエイジは、一般的に9歳から12歳頃を指します。
ゴールデンエイジの開始時期は、個人差があるので一人一人の成長曲線によって異なります。
普段から運動能力の高い子は比較的早い時期からゴールデンエイジに入り、運動経験の少ない子は少し遅い傾向があると言われています。
ゴールデンエイジの終わりの時期も一人一人異なりますが、思春期の身体的変化が始まる12-13歳頃を目安と考えると良いでしょう。
ゴールデンエイジの特徴は以下の通りです。
- 骨格が成長し、筋肉量が増える
- 神経系と体の連携が高まる
- 動きをコントロールする能力が向上する
- 運動パフォーマンスが大幅に向上する
- 運動技能を学習する速度が速い
この時期にたくさん運動を行うことで、生涯にわたって身体能力の高い基礎を築くことができると言われています。
逆に、ゴールデンエイジだからといって無理な練習をしすぎると体に悪影響です。
成長期の子供はまだ骨や筋が未発達なので、その特徴を理解して子供に合わせて練習メニューを調整してください。
ゴールデンエイジを最大限に活かすには、子供の特徴に合わせた練習計画を立てることが重要だと認識してください。
以上のように、ゴールデンエイジは個人差がある大事な時期です。上手に活用することで、大きな成長が期待できます。
ゴールデンエイジを活かす練習方法
ゴールデンエイジを活かして、少年野球で上達するためには、以下のことに注意してください。
- 正しいフォームを身につける
- 繰り返し練習する
- 楽しむことを忘れない
- 野球以外のスポーツをして神経系を鍛える
正しいフォームを身につけることで、効率よく技術を習得することができます。
じゃあ、正しいフォームって何?って思う方がいると思いますが、要するにやってはいけないフォームをしないようにしてください。
送球であれば腕の力だけで投げないとか、バッティングであればドアスイングしないなどです。
また、繰り返し練習することで、体に動きを覚えさせることができます。
そして、何よりも大事だと思うのですが、楽しむことを忘れないことです。楽しくなければ、長続きしないし上達もしません。
あと、野球だけの練習をしない事も一つポイントだと言えます。
メジャーリーグで活躍している選手のほとんどが、子供の時期には野球以外の何か別のスポーツをしていたようです。
別のスポーツをすることによって、神経系が刺激され別のスポーツの動きから野球の動作につながるようです。
このことについては、以前別の記事でお伝えしたバイオメカニクス研究所さんでも指導して頂いたことです。
↓バイオメカニクス研究所の事が気になる方はこちらもどうぞ↓
少年野球の投球練習で球数の重要性!バイオメカニクス研究所で
バッティングの練習ポイント
バッティングの練習では、以下のポイントに注意しましょう。
自分にあった正しいスイングフォームを身につける
- 体重移動の練習をする
- インサイドアウトの練習を十分に行う
- ティーバッティングでタイミングを掴む
- 自分の得意・不得意のコースを把握する
- 長打練習も取り入れる
正しいフォームとタイミングを身につけて、しっかりバットの芯でとらえることが出来れば、安定して試合でも結果が出せるようになるでしょう。子供が楽しみながらコツを掴めるようにサポートしてあげてください。
守備の練習ポイント
守備の練習では、以下のポイントを抑えてください。
- 送球フォームをしっかり習得する
- 捕球の基本を繰り返し練習する
- 守備範囲を意識して動く
- 試合形式で守備練習も行う
- キャッチボールの時はしっかり相手の胸の位置に投げる
守備は反復練習が大切です。失敗を恐れずにチャレンジすることが大切です。
走塁の練習ポイント
走塁の練習では、一歩目の速さが重要です。
- 正しいスタートフォームを習得する
- 短い距離のダッシュを反復練習する
- 各塁間の全力疾走を行う
- スライディングもできるようにする
スピードは野球選手にとって必要な能力です。走塁練習を欠かさずに行いましょう。
走りが速いだけでも、かなりの武器になります。
試合で実践力を高める方法
練習だけでなく、試合も上達のために大事な要素です。試合では以下の点をチェックしてください。
- 練習通りにプレーできるか確認する
- 自分の得意なプレーに集中する
- うまくいかない時は工夫する
- 試合後は反省と改善点を考える
なによりも試合経験が多いか少ないかで実力はかなり変わってきますので、しっかり楽しみながら挑戦し上達しましょう。
適切な休養と生活習慣
練習や試合の合間にしっかり休養をとり、日頃の生活習慣にも気をつけてください。
- 適度な睡眠時間を確保する
- バランスの良い食事を心がける
- けがの防止に注意する
- 規則正しい生活習慣でコンディションを整えることで、上達と健康の両立につながります。
まとめ
少年野球で上達する時期は、ゴールデンエイジにあたる小学4-6年生です。この時期に野球の基礎をしっかり身につけましょう。
正しいフォームと反復練習、試合経験が上達の鍵です。また経験したことのない動きを練習することが上達する近道です。楽しみながら、知識と経験を積んでいってくださいね。
適切な休養と規則正しい生活習慣も忘れずに、野球人生を充実させてくださいね。
ちなみにウチのせがれは一歩目が遅いので、最近時間があれば卓球をさせています!
コメント