少年野球の子供たちにとって、風呂はとても大事です。
練習や試合では激しい動きをして、からだには大きな負担や疲労がたまります。
そのため、適切な休養を取ることが大切なのですが、
休養の方法のひとつが「風呂」です。風呂につかると、筋肉の疲労回復やリラックス効果があります。ですが、風呂の入り方を誤ると逆に体調を崩してしまうケースもあります。
この記事では、風呂の重要性と、風呂の正しい入り方を少年野球の選手のみんなのために解説したいと思います。
【風呂のメリット】
風呂には、以下のようなメリットがあります。
筋肉の疲労回復
湯船につかることで硬くなった筋肉がほぐれ、柔軟性が保たれる効果があります。また、全身の筋肉が緩み疲労が回復します。野球では全身の筋肉を使うため、風呂は欠かせません。
血行促進
温かいお湯につかることで血管が拡張し、全身の血の巡りが良くなるので、その結果、疲労物質の除去や酸素の供給がスムーズになり血の循環がよくなります。
リラックス
ゆったりと温かい湯船につかることで、精神的なストレスが緩和されます。野球は勝ち負けを決める競技性の高いスポーツなので、野球少年たちにとって、リラックスは欠かせません。
【風呂のデメリット】
逆に、風呂には以下のようなデメリットもあります。
脱水症状
長湯をしすぎると汗をかきすぎて、体内の水分が奪われてしまいます。子どもは大人より脱水状態に陥りやすいので、入浴時間には注意してください。
肌荒れ
湯船の中は菌が繁殖しやすい環境です。風呂釜を清潔にしていないと菌の影響で肌荒れを引き起こす可能性があります。
【少年野球選手のための正しい入浴法】
それでは、以下に少年野球の選手が風呂を正しく使うためのポイントをまとめました。
入浴前の準備
入浴する前は、汗をかいた体をしっかり休め、スポーツドリンクなどで水分補給を行ってから入浴しましょう。脱水状態での入浴は体調不良の原因になります。
入浴中のポイント
湯船の温度は39〜40度を目安としてください。熱すぎると脱水症状を引き起こす可能性があります。
入浴時間の目安は10〜15分程が適切でしょう。
あまりにも長時間の長湯は体力が奪われてしまいます。
それと、全身をゆっくりとマッサージするように洗いましょう。体を洗うついでに凝っている筋肉を和らげてあげましょう。
入浴後のケア
入浴後は、体を丁寧に拭き、保湿成分が入ったローションやクリームを塗って肌の乾燥を防ぎ、衣服を着て体温の低下を防ぎましょう。
併せて、水分補給を行って入浴中に失った水分を補給しましょう。
【入浴時の注意点】
正しい入浴法を心がけるうえで、以下の点に注意してください。
熱すぎるお湯は脱水症状のリスク大
長湯は体力の低下の恐れ
入浴直後の急激な冷えは要注意
【まとめ】
少年野球の選手にとって、欠かせない日課のひとつである風呂。
風呂を上手に活用することで、疲労の回復とコンディションを保つことができます。
逆に、誤った入浴は体調不良の原因となります。
本記事を参考に、子供たちのパフォーマンスアップに繋がれば幸いです。適切な入浴で子供たちの野球生活をサポートしてあげてください。
ちなみに我が家では、できるだけ僕が息子と一緒に入り、湯船の中でマッサージをしてあげています。
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