少年野球6年生時の移籍は、小学生の野球人生において大きな転機となるでしょう。この記事を読みに来ている方は6年のタイミングでの移籍に不安を感じている事かと思います。
移籍を検討している方に向けて、移籍のメリットとデメリット、移籍する際の抑えておくべきポイントを解説します!!
少年野球6年の移籍とは?
少年野球6年生のタイミングで移籍を考えることの背景を考えてみましょう。
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- 親の仕事の都合などによる引っ越し
- 中学からの硬式野球を見据えて早めに硬式野球に慣れたい
- 指導者と考え方が合わない
- 所属チームの解散や合併
- チームに上手く馴染めない
などが考えられます。
移籍のメリット
移籍をした場合、下記のように多くのメリットが考えられます。
今より良い環境で野球をすることが出来る
移籍する際に必ず考えることとして、今より良い環境で野球ができるのか?
また、チームの指導方針はどうなのか?といった観点で移籍を考えるでしょう。
なので、現チームと比較して今より良いチームを探して移籍すればより良い環境で野球をすることができるでしょう。
実際、自分の息子や周りの子供達も移籍経験がありますが、移籍した選手とその親全員が移籍して良かったと話しています。
例としてウチの息子の以前のチームは、バントや盗塁で細かく点を取っていくチームでした。息子は学年で体が大きく長打を狙える選手なので以前のチーム方針には合いませんでした。
移籍先のチームではバッティングに力を入れているチームなので、移籍後の息子はいつも野球が楽しいと言って、バッティングだけでなく守備などもいつの間にか上手くなっています。
試合に出場できる機会が増える
現チームで試合に出れないのであれば、別のチームを探して出場できるチャンスを掴むのも一つの選択肢でしょう。やはりチームによって方針や事情が変わってきますので別のチームを探してみて自分の子供が出場できる環境を与えてあげるのも親の役割です。
また、今のチームでは出来ないアピールポイントを、次のチームでアピールできるのか?といった観点で見てみるのもいいと思います。
新しい仲間との出会える
移籍して新しい仲間と出会うことにより社交性の向上や、新しい仲間との友情などが生まれます。今後の人生において、新しい仲間と出会うことは多々あるでしょう。新しい仲間と出会うことによって人間性が大きくなり良い環境を与えることができます。
移籍のデメリット
逆に移籍した場合のデメリットも考えられます。デメリットをしっかり把握し、事前に対策を考えることをオススメします。
今までのチームや仲間と離れる
移籍するという事は、今まで共に練習した仲間との別れがあります。仲が良かった仲間がいたかもしれません。仲の良かった仲間との別れはモチベーションの低下に繋がる可能性もありますので、選手本人の気持ちをしっかり聞いて家族で判断する方がいいでしょう。
新しいチームに馴染むまでに時間がかかる場合がある
今までと環境が変わるため、新しいチームに馴染むまで時間のかかる子供もいるでしょう。初めは緊張や不安を感じる子供もいますので、常に気にかけて家庭で話を聞いてあげることが必要になってきます。
移籍手続きが煩雑な場合がある
今と同じリーグでプレイをする場合は特にややこしい場合があります。
場合によっては同リーグの選手登録ができない場合もありますので、その場合は一定期間試合に出場できない場合がありますので、移籍を考えている方は必ず移籍先のチームに試合の選手登録ができ、試合に出場できるのか確認してください。
移籍する際のポイント
移籍して良かったと思えるように以下のポイントを必ず確認してください。
- 移籍の理由を明確にする:なぜ移籍をしよう思うのか理由を明確にし、今のチームと次のチームのどちらがいいのか必ず評価して決めるようにしましょう。一時の感情だけで決めないようにしてください。
- 新しいチームの練習や試合をよく観察する:移籍先のチーム練習をよく観察し、監督やコーチの指導方法も見極める必要があります。少年野球は指導者によって上達のスピードがかなり左右されます。場合によっては下手になる場合も考えられますのでしっかり観察するようにしてください。
- 移籍先の監督やコーチとよく話し合う:実際に見た練習内容と指導陣の言っていることに乖離はないのか?指導陣はしっかり選手と向き合い、個々の能力を伸ばしてくれるだろうか?暴言や暴力を振るうような人格でないだろうか?などしっかり指導陣の人間性を見極めてください。
また、試合に出れる評価基準がどのようになっているのかも聞いておいた方がいいでしょう。 - 移籍先のチームの保護者から話しを聞く:監督やコーチからの話しだけでなく、必ず在籍している選手の保護者からも話しを聞くようにしてください。聞いていた話しと違ったなど、後々のトラブルを避けるためになります。保護者からの目線が一番参考になると考えていますので監督やコーチに聞きづらいことなどありましたら、必ず保護者の方から聞いてください。
また、お茶当番やネットの設営など、役割分担が発生する場合もありますので併せて確認すると良いでしょう。
まとめ
移籍の決断は決して容易なものではないですが、しっかりメリットとデメリットを確認してください。確認したうえで評価をしデメリットに対してどのようなアプローチで対策を講じることができるのか考え決断することが、移籍成功の鍵となることでしょう!
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