少年野球は子どもの体力面、精神面を大きく成長させてくれます。
ですが、時に保護者の中で他の保護者やコーチに異常に干渉したり、子どものプレーにやたらと口出ししたりする「でしゃばる母親」が存在することがあり、チームの雰囲気に悪影響をもたらす場合があります。
本記事では、でしゃばる母親の特徴とチームへの悪影響、最後に対策について詳しく解説していこうと思います。
少年野球でのでしゃばる母親の特徴
でしゃばる母親と呼ばれるのは、以下のような特徴がある保護者の事です。あなたの周りにもいないかチェックしてみてください。
- 練習方法や監督の采配に口出しをする
- 試合での出場時間や打順を指導者に文句を言う
- 他の保護者の意見を全く聞かない
- 他の子どもを批判したり、わが子だけをやたらと褒める
- 試合に来ない保護者を批判する
このように、 でしゃばる母親は監督やコーチの方針に口出ししたり、他の保護者との関係を悪化させたりすることが多いです。自分の子どもだけを特別視して、タチの悪いことに本人はまったく気づいてなかったります。
でしゃばる母親がチームに与える3つの悪影響
それでは、でしゃばる母親がいったい、チームにどのような悪影響を及ぼすのか・・。
以下の3つが主な悪影響になります。
1.コーチの指導意欲が低下する
でしゃばる母親が指導方法に口出ししたり、試合の采配をゴチャゴチャと批判したりすることで、監督やコーチのやる気が削がれます。自分たちの采配が信頼されていないと感じるし、かなりウザいのでストレスを感じてしまい、前向きに指導ができなくなります。
2.他の保護者との関係が悪化する
でしゃばる母親は他の保護者の意見を聞こうとしません。というより聞こえてないと言った方が正解かもしれません。
指導者だけでなく、他の保護者との関係も悪化させ、保護者同士の関係が悪くなることで、チームとしてまとまりが悪くなります。
3.子どもの野球離れ
でしゃばる母親の子どもは、母親の干渉でプレーを十分に楽しめないので、野球そのものに苦痛を感じてしまうことも。楽しさを感じられない子どもは野球をやめてしまう可能性も・・・。
でしゃばる母親への対策する3つのポイント
では、でしゃばる母親対策はどうしたら良いのか?
以下の3つの方法が有効的です。
1.丁寧な声かけと話し合い
まずは、でしゃばる母親に丁寧に声をかけ、話し合いましょう。声かけは監督やコーチだけでなく、他の保護者も協力するようにしてください。母親の行動の影響について繰り返し伝えることで、自分の行動を見直すきっかけを作りましょう。
くれぐれも、話し方には気を付けてくださいね。
2.チーム内ルールの徹底
でしゃばる母親の行動を抑制するために、チーム内ルールを設けて徹底しましょう。
おそらく、これが一番大事かもしれません。
なぜなら、ルールを盾にとって話しができるからです。
どのようなルールを作るかと言うと、例えば、練習中のコーチへの口出しを禁止するといったルールを作って全員が守るよう呼びかけるなどです。
3.保護者の教育機会を増やす
保護者向けの教育機会を設けて、チームの目指すべき姿を共有しましょう。子どもたちが、野球の楽しさや成長をするための題材をテーマにした勉強会を開くことで、でしゃばる母親の意識改革を行いましょう。他の保護者話していく中で、考え方の変化に期待しましょう!!
まとめ
でしゃばる母親は、少年野球のチームにたくさんの悪影響を及ぼします。
監督やコーチの指導意欲の低下や子どもの野球離れなどを避ける為にも、でしゃばる母親自身の意識変化改革が必要です。
でしゃばる母親に丁寧な声かけをし、チームルールの徹底、保護者教育の機会を作ることで、でしゃばる母親の意識改善に有効な方法でしょう。
野球を通じて子どもたちの成長のためにも、保護者の協力が絶対不可欠です。
少し骨が折れるかもしれませんが、がんばってください!!
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